警視庁公式アプリ「デジポリス」のご紹介
2025年の年末も差し迫り、慌ただしさが増すこの時期は、残念ながら犯罪が発生しやすい季節でもあります。年末年始は外出や買い物、人とのやり取りが増える一方で、空き巣やひったくり、そして電話やSMSを使った特殊詐欺などの被害が例年多く報告されています。
こうした中、日常の防犯意識を高める手段のひとつとして注目されているのが、警視庁公式の防犯アプリ「デジポリス」です。「デジポリス」は、スマートフォンにインストールすることで、身近な犯罪情報の確認や、防犯に役立つ各種機能を利用できる無料アプリです。操作も分かりやすく、特別な知識がなくてもすぐに使い始めることができます。
アプリでは、地域ごとの犯罪発生情報を地図上で確認できるほか、自宅や職場、通勤・通学エリアを登録することで、その周辺で発生した事件や不審者情報をプッシュ通知で受け取ることができます。事前に情報を知ることで、行動や時間帯を見直すきっかけにもなります。
また、万が一の場面に備えた防犯ブザー機能や、痴漢被害などに遭遇した際に周囲へ危険を知らせる機能も搭載されています。声を出しにくい状況でも、スマートフォンの操作だけで助けを求めることができる点は、大きな安心材料と言えるでしょう。
さらに、位置情報を活用した通知機能により、現在地を家族や知人に共有することも可能です。お子さまの見守りや、高齢のご家族の安否確認など、日常生活のさまざまな場面で活用できます。
そして2025年12月からは、特殊詐欺対策を目的とした新たな機能として、国際電話番号を利用した詐欺電話への対策機能が追加されました。近年増加している海外発信の詐欺電話に対し、注意喚起を行うことで、被害の未然防止につながることが期待されています。
※機能の動作や利用条件は、スマートフォンのOSや設定によって異なる場合があります。
犯罪は「自分には関係ない」と思っている時ほど、思わぬ形で身近に起こるものです。年末年始を安心して過ごすためにも、こうした防犯アプリを上手に活用し、日頃から備えておくことが大切です。この機会に、防犯アプリ「デジポリス」を活用し、ご自身やご家族の安全対策を改めて見直してみてはいかがでしょうか。